今日から
自分ブランドVoiceメソッド
ビジネスアーティストVoiceコーチング
の<4つの柱>を
一つ一つご説明してまいります。
この<4つの柱>は
“Opinion with Action”
“Motivation”
“Communication”
“Coordination”
で構成されています。
+++ +++ +++
まず最初は
“Opinion with Action” です。
Opinion...あなたの意見・見解・所信
あなたの考え
あなたが伝えたいこと
つまり
<何を言うか>が明確にあって、はじめて
自分ブランドVoiceは生まれます。
自己紹介を例にとってみましょう。
自己紹介が苦手だ・・・と仰るかたは少なくありません。
人前で話すことはそんなに苦手ではないのに
商品やサービスの説明はいくらでもできるけれど
自己紹介してください、と言われると何だか流暢に話せない。
この自己紹介をスムーズにするための
とっても簡単なアイデアの一つとして
「自己紹介する際に何を言うか前もって決めておく」
というのがあります。
自己紹介が苦手な人の大半は
その際に何を言うか前もって決めていない場合が大変多いのです。
そのシーンにも寄りますが、例えば
「どこどこから来ました、なになにの仕事をしている、ぺけぺけです。どうぞよろしく」
簡単な自己紹介ならこれで十分です。
でも、苦手だという人は
「これでは不十分なのではないか?」
「もっと気の利いたことを行った方が良いのではないか?」
と考えだします。
もちろんこれ以上のことが、上手に言えれば好いですが
下手をすると言わなくても好いことを話し始めたり
纏まりが付かなくなってグダグダになってしまったりして
最後は逃げるように自己紹介を終わらせてしまう・・・
または聴く人がドン引きしたまま終わってしまう・・・
といったことになってしまうのです。
大切なのは「何を話すかを明確にすること」です。
前もって決めておくだけでもかなり違います。
もし「そんなもの前もって決めていられない」
と、おっしゃる人は
自己紹介を頼まれた、その後の数十秒(ある時は瞬間に)で
何を言うかを決めてしまうのです。
決められれば楽になり
決められないとどんどん緊張し始めます。
あまりにもシンプルなことですが
これが明確かそうでないかで
緊張の度合いは格段に変わります。
私は自分のパフォーマンス経験と
たくさんの人の人前でのパフォーマンスをサポートしてきた経験から
大抵、人が緊張する時は
「何を言うか、何をするかが決まっていない時」が
非常に多いことを観察してきました。
一見決まっているように思える人も
どこかに迷いが残っていたり
実は本当には自分で選べていない場合があります。
これが<緊張>を呼び込むのです。
もちろん、この“Opinion”には
相当な時間を準備に要する場合もあるでしょう。
大切なプレゼンテーションならば
その構成や段取りも考えなければならないでしょう。
状況や目的によっては
この話す内容を繊細に選ぶ必要もあるかもしれません。
例えば、新卒の就職面接では
子どもの頃のエピソードや学生時代の経験を多く語ることも良いですが
転職の就職面接の場合は
そのへんは控えめにして
即戦力として何が出来るのかを話した方が良いのかもしれません。
いずれにしても
あなたが今ここで「何を話すのか?」
これを明確にしておくことは必須の要素です。
(ただし、誤解のないように申しあげますが
「決める」というのは「変えてはいけない」という意味ではありません。
「変えてはいけない」と考えると
これまた・・・100%間違いなく「緊張」が起こります(笑))
+++ +++ +++
さて、 “Opinion with Action”の
“with Action” については
また、次回にお話いたします。
実はこのActionの部分が
Opinionと同じくらい
時にはこれ以上に大切な場合もあります。
もし、あなたが
役者さんや歌い手さんだった場合は・・・
このActionの大切さはすでにご存知かもしれません。
俳優や歌手にはすでに「セリフ」や「歌詞」がありますからね。
何を言うか、何を語るか、は既に決められています。
ですから、彼らはここで
Actionに焦点を当てるのです。(^_-)
次回は少し演技テクニックにも触れたお話も出来るかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿