2015年1月15日木曜日

感覚でなく考え方を学ぶのがアレクサンダーテクニークです。

アレクサンダーテクニークは「新しい自分を再創造する術」です。

…肩こり症の自分を肩こりのない自分に
…モテない自分を人気者の自分に
…いつまでも上達しない自分を達者な自分に
…冴えない自分を輝きに満ちた自分に

今の自分に多少なりとも不満のある方が
望む自分に変わるための強力なテクニークです。
(今のご自分に満足してる人には全く無用ですね)

そのためには7つのポイントを
<考えかたとして>身につけなくてはなりません。

この<考えかた>を身につけることなく
いくらレッスンを受けたとしても
ほとんど新しい自分になることは不可能です。

レッスンの受講で、からだが軽く感じたり
姿勢が良くなったり、視界が広く明るくなったり
肩こりが消えたり、演技や演奏がうまくできたり
ゴルフやボーリングのスコアが上がったり
クラスの中で「凄い変わった!」と他の方に言われたとしても
(…何だって良い方向へ変化します…一時的にはものすごく)

でも、それが7つの考えかたのもとの理解でなければ
うちに帰ってテレビつけてごはん食べてるうちにもう元通りです。
自分で再現などできません。
これでは
ちまたのなんちゃって整体やワンポイントレッスンと大差ありません。

これは、大抵の人がアレクサンダーテクニークを
姿勢術や歩き方、またはボディワークの一種だと誤解しているところからきます。
(…もちろん教える側の責任もあります)

ハッキリ言ってボディワークならいくらでも他に良いものはあります。
本当に良い先生を探して、それ相応のお金を払って
「治してもらう」「気持ち良くしてもらう」ほうがよっぽど良いでしょう。

もちろんアレクサンダーテクニークの先生の手技も
時には魔法をかけられたように驚き感動するかもしれません。
<テーブルワーク※>などは下手なマッサージより何倍も気持ち良いですからね。
しかし、それはあくまでも
生徒さんに<考えかた>を身につけてもらうための手段の一つでしかありません。

テクニークを正しく理解し<考えかた>を学び持ち帰る人は
レッスンに再び来るたびに変化が目に見えて分かります。
(役者さんなどは演技を見れば変化がすぐに分かります)
本人は真剣そのもので「なかなか上手くいかない…」と思っていますが
側から見ると全く存在の質が変わっているので一目瞭然です。

テクニークを<感覚で>持ち帰ろうとする人は
「アレクサンダーを使ってみてください」というと
急に背筋をピンと伸ばしたり
胸を張って見せたり
首やお尻をもぞもぞさせたり…します(~_~;)
上手くいった気持ち良かった感覚を再現しようとするのです。

その振る舞いで
生徒さんが<誤解>をしていることがすぐに分かるので
その時は、また<考えかた>を一からお伝えします。

考えかたを学ぶ人と感覚を弄っているだけの人は
数回のレッスンで驚くほどの差が出てしまいます。
(すなわち、考えかたを学ぶというのはとっても強力なのです!)

アレクサンダーテクニークを実践し
「新しい自分を創造していく喜び」を体験していくには
アレクサンダーテクニークを学ぶということが
<7つの考えかた>を学ぶことであって
それ以外のなにものでもないと理解する必要があります。

考えかたを学ぶ過程は
感覚的にあまり自分が変わっている感じがしないので根気がいります。
(まあ、だから大抵の人は
すぐに変わった感じがする感覚を欲しがってしまうのですが…)
でも、根気のある人が最後には成功をおさめます。

考えかたを学ぶことがアレクサンダーテクニークのレッスンだ
ということを今ここで知ったあなたは
すでに最初から成功が約束されています。(笑)

私は根気のある人が大好きです。
表面的な感覚の差異に一喜一憂することなく
コツコツと本当に役に立つ学びを修めていく人を格好いいと思います。

ポイントはたった7つです。
あなたの新たな自分創造を応援します。

※テーブルワーク…生徒さんが床やテーブルに横たわり、アレクサンダー教師が手で、うごきの抑制や方向性をレッスンするワーク。倉持は個人レッスンでのみ提供します。

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小レッスンのお問い合わせは
salondecoordination@gmail.comまで

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