2015年7月24日金曜日

自分ブランドVoiceメソッド<4つの柱>“Communication”

今日は4つのエレメントの3つめ
「コミニュケーション」についてお話しします。

前回は「モチベーション」についてお話ししましたが

その最後に

かえって情熱が強すぎて
それが力みとなって
聞き手にとって受けとりづらい声になってしまうことがある

ことをご紹介しました。

メッセージやアイデアは伝わってこそ意味があります。

ですが
相手に伝わるということと
それを
相手が受けとる(例えば、意見に同意する、商品を最終的に購入する等)
こととは別の話です。

この
極端に情熱がありすぎて伝わらない例は
伝える側に
相手(例えば、お客様)に対して
選択の自由を与えていない場合が多いです。

「いやいや、私は自由を与えているよ」
という人は
一つご自身に質問してみて下さい。

メッセージを送っている間
ご自身はずっと自由な自分でいられましたか?
相手があなたのメッセージを受けとらなくても
あなた自身はハッピーで居続けられますか?

「残念・・・」くらいの気持ちならまだしも
「こんなに好いのに何で受けとらないのかなあ?」とか
「受けとらないなんておかしいよ、まだ分かってもらえていないんだ」
「この魅力が伝わっていれば、絶対にこの商品を購入するはずだ」とか
考えたりはしませんでしたか?

少し極端な表現でお話ししているかもしれませんが
多かれ少なかれ
このような方向でのコミニュケーション不足は
頻繁に見られる例です。

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ここで

究極のコミニュケーションのコツを一つお教えいたします。

それは

まず、誰あろう
「自分自身」とのコミニュケーションをちゃんと取ること
です。

もし

「誰か」に「メッセージ」を「伝える」

という望みがあった場合

大抵の人は

その「誰か」や「メッセージ」や

「伝える」という行為にばかり意識が行ってしまいます。

しかし、

「伝える」のは、「誰」なのでしょう?

「誰が」「誰か」に「メッセージ」を「伝える」のでしょう?

そう!・・・それは他でもない「自分自身」です。

「コミニュケーション」は、実際の本番の最中に最も重要な要素です。

そのためにはまず自分自身とのコミニュケーションが
取れていることが、真っ先に必要なことなのです。

「わたし」のあり方の質が
「わたし」のすることの質を決定づけるのです。

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わたしがこれまで
自分自身も含め、数多くの人を観察してきた経験から申しあげられるのは

コミニュケーションの質が悪い場合は、ほとんどが
話している方ご自身が、ご自身とのコミニュケーションの質がよくなく
その方の、その瞬間の経験の質も非常に浅い場合が多いと考えられます。

B.A.V.C.のレッスンでは、まず
パフォーマンスする際の
自分自身とのコミニュケーションの取り方を学習します。

「わたし」が「あなた」に「メッセージ」を「伝える」・・・場合

「わたし」と「あなた」
「わたし」と「メッセージ」
「わたし」と「伝える」

そして、(もっとも大切なポイント)

「わたし」と「わたし」

を、一つ一つ丁寧に繋げていくのです。

そうして出来上がった
クリアで上質で完全な「わたし」と「わたしのすること」に
人々を、世界をお誘いします。

自分自身と良質なコミニュケーションがとれている自分は
とても自由です。

ですから、いつも相手の人々にも自由を与えることができます。

その自由、スペースのあるところに
交流・・・コミニュケーションは自ずと生まれてくるのです。

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さて、

次回は4つのエレメントの最後

「コーディネーション(全体性)」についてお話しします。

今日お話しした
「わたし」と「わたし」をつなげることにも必要不可欠なエレメントです。

そして、これまでお話しした
「モチベーション」「オピニオン・ウィズ・アクション」のエレメントにとっても
これらをもたらすのに大変重要な役割を果たします。

ご紹介している4つのエレメントのなかで
真っ先に必要で
最後まで決して欠かすことの出来ない
最重要要素と私が位置づけているのが「コーディネーション」です。

そして
この「コーディネーション」をもたらしてくれる
最強ツールが

ご存知!・・・

「アレクサンダーテクニーク」なのです。


では、また。

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