2016年5月3日火曜日

観察力を高めて、いい声を出せるようになろう!その2

観察…についての続きです。



前回、

観察力を高めるには

1)望み、関心事を明確にして

2)集めた情報の差異に気づきながらも

3)あえて分析や解釈はしない

というお話をしました。



3)の分析や解釈をしないというのは

同時にはしないということで

観察とは分けておくということです。

いずれ仮説を立てたりはするでしょうし

解釈を「保留」するっていうちょっとオシャレな展開もありです。


上級者はここで「思い込みを外す」という作業もできます。

これはそのまま、観察と分析解釈を分けることになりますね。



+  +  +



ところで、この観察ですが

視覚…だけの話じゃない

ってみなさんお分かりでしたか。



私が経てきた

アレクサンダーテクニーク教師になるためのトレーニングでは

特にこの観察のスキルは必須なので

とにかくあの手この手を使って、いっぱい練習するんですが

訓練の初めなどは、

本当に何の違いも分かりませんでした(苦笑)

前回お話しした「差異」にまったく気づけないのです。



それはたぶん、一つには

観察を視覚でしかしていなかったからだと今となっては思います。



興味関心のあるものに向き合った時

私たちは五感すべてを使って情報を得ようとします。

いえ、

たぶん五感だけでないあらゆるセンサーを使っていることでしょう。



その後一生懸命練習して

今では、当初よりは見える、差異に気づけるようになりましたが

未だに見分けがつかないものも正直たくさんあります。



でも、

先に記した3つのコツをもって練習を重ねれば

「観察力」というのは、誰でも

努力しだいで高めることができる・・・と私は思います。



もちろん

それがどんな分野のプロフェッショナルであってもです。



恐るべき観察力を持った

私が師事したアレクサンダーテクニークの先生は

「observation(観察)ではなく、omniservation(全察)してください」

・・・と、しばしばおっしゃってました。



もちろんこの omniservation(全察)は造語ですが

要するに「観察」という行為を

「自分全体丸ごとでやりましょう」ということなんだと思います。



やはり「観察」も

<ホールセルフでいこう!>

・・・というわけですね(^^)





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倉持一裕(くらもちかずひろ)





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