2014年12月30日火曜日

なぜ「個人レッスン」と「グループレッスン」があるの?

 アレクサンダーテクニーク教師とのマンツーマンによる個人レッスンの形態は大変有効です。またグループによるレッスンは他の人のレッスンを観察したり、自分と同じようなテーマまたは全く異なるテーマを持つクラス仲間からもたくさんの学びを得ることができます。特別な事情がないのなら、私(うごき先生)は基本的にはグループレッスンをおススメします。もちろん比較的安価で受講できることも理由の一つです。

 いずれの場合もまずテクニックの基本的な概念・・・例えば、こころとからだは切り離せない統一体であること、頭と脊椎の関係性が人間の行動の質を決定づけること、テクニックを使った新しい自分のうごきをはじめは不自然に感じられることなどを、簡単なアクティビティや分かりやすいエピソードなどを交えて学習します。

 そのうえで、実生活やお仕事の場面における簡単なうごき(初めは、立つ、座る、歩くなどのごく簡単なうごきでも構いません)をアレクサンダーテクニークを使いながら実際に体験していきます。アレクサンダーテクニークはあくまでもツールですのでレクチャーはほどほどに、実践的なレッスンを重ねることでその学習はより速く深まることでしょう。

 レッスンの際、講師は軽く受講者に触れることにより受講者が出来るだけ自分でアレクサンダーテクニークを使えるようになるための手助けをします。それは極めて繊細なタッチで、決して受講者のからだのうごきを強制的に正すものではありません。

 テクニックの学びを助けるものとしてボディマッピングと言われる身体の地図づくりも同時に学習します。ごくごく簡単な解剖学的情報を自らの身体で実感しながらうごくことにより、人間本来のデザインに逆らわない機能的に優位なうごきを創造する大きな助けになります。

 アレクサンダーテクニークはその使い方・学び方が多種多様です。同時に可能性も無限大です。わたし(うごき先生)はセッションを重ねる過程であなたに適したアレクサンダーテクニークの利用法・学習法をアドバイスさせていただきます。

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